バドミントンラジオ「ロブが奥まで飛びません！」

今回は、どうしたらロブが奥まで高く飛ぶようになりますか？という質問に対する回答です。

バドミントンはラケットを振るために肘の関節・手首の関節を使う必要があります。バックハンドであれば回外運動・外旋運動をする必要があります。フォアハンドでは回内運動・内旋運動をする必要があります。シャトルを飛ばすためにはラケットを振らなければなりませんが、力の有無に関わらずインパクトの瞬間にシャトルをラケット面と垂直に当ててフラットにとらえることが重要となります。

ラケット面がフラットにならずシャトルが切れて飛ばないのは、関節の回転運動が速すぎるもしくは遅すぎることが原因です。シャトルは打ちたい方向にラケットのフォロースルーの面が正しく向いていなければそこに球は飛びません。フォロースルー面の方向を改善することで、シャトルの飛び方を改善することが出来ます。

バックハンドの場合は、回外と外旋が正しく出来ていれば、打ち終わりは親指が上に向きます（イエーイのような手）。フォアハンドの場合は、回内と内旋が正しく出来ていれば、手の甲が左の頬の方に向きます（上品な笑い方のような手）。