バドミントンラケットの選び方

ラケットを選ぶポイント

メーカーの違い

昔はヨネックスとゴーセンが有名でしたが、今は様々なメーカーが良質なラケットを販売していますので色々と試してみると良いです。自身もヨネックス→ゴーセン→バボラ→カラカル→ヨネックスと様々なメーカーを試してきました。

ガットの違い

ガットを張る際の強度(テンション)で飛び方が変わります。テンションの単位はポンド(lbs)。20ポンドを標準として16〜35ポンドくらいまであります。数字が大きい程強く張った状態で、ラケット毎に張れる強さが決まっています。弱く張れば大きな反動を使えるので少ない力で楽に飛ばしやすくなり、コントロールもしやすいです。強く張れば反発が速くなる分、シャトルは速くなっていきます。初心者は16〜20ポンドくらいから始めて、上級者になるにつれて徐々に上げていくのが理想です。またガットの太さについては、細いと打球のスピードや打球音が、太いと耐久性や打ちごたえがそれぞれメリットとなります。

重さの違い

ラケットの重さでスイングが変わります。重さの単位はU。2U〜6U(F)くらいまであり、数字が大きい程軽量です。また、重心の位置も大切で、ラケットの面側に重心があるトップヘビーとグリップ側に重心があるトップライトがあります。軽くてトップライトになる程操作性や振り抜きが良く、重くてトップヘビーな程パワーは乗ります。さらにシャフトの硬さに関しては、柔らかいとしなりを使って楽に飛ばせます、硬いとしなりの戻り時間が早いためシャトルのスピードが速くなります。より力やスピードが出せるラケットを扱いこなせるように練習するのが効果的です。

グリップの太さ

グリップの太さの単位はG。G4〜G6まであります。数字が大きい程細いです。細いと手の小さい方や操作性を求める方と相性が良く、太いと一瞬の握り込みで力が入りやすく手首からのパワー伝導率が良いです。また、グリップテープに関しては汗を吸収しやすいドライタイプと手の吸着が良いウェットタイプがあります。グリップに関しては好みによるところが多く、手にしっくりくるグリップを選ぶことが重要です。

面の広さ

面の形はタマゴ形とアイソメトリック形がありますが、今の主流はアイソメトリックです。面が大きい程スイートスポットが広くなるため打ちやすく、面が狭いほど打感に優れコントロール性能が増します。

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